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2016年2月24日水曜日

漢字の歴史

漢字が生まれたのは、今から三千三百年前(約紀元前1300年)の中国、殷王朝の時代であったとされています。
殷王の墓室から亀甲(きっこう)と獣骨(じゅこつ)が鄭丁(ていちょう)に埋められているのが発見されました。

亀甲は、亀の腹の甲で、獣骨は主に牛の肩胛骨で、そこには占いに関する字が刻み込まれていました。
これを、甲骨文字といい。この甲骨文字が、最古の文字であり、漢字の最初の形でありました。

また、殷王のお妃の墓からは、多数の青銅器が出土し、そこには、作器に由来をしるす銘文が鋳込まれていました。
これを、金文といい。甲骨文字とともに、象形の字が多く、当時の生活や文化のあり方が記された形になっていたのです。

ということで、甲骨文字と金文が漢字の成り立ちを知る基本となるのです。

つぎに、紀元前770年~403年になると漢字の統一性が失われ、繁雑な字形と簡略な字形の差も著しくなって、
繁雑な文字を籀文(チュウブン)云い、簡略かされた文字を古文(六国古文)と呼ばれました。
しかし、秦は、天下を統一すると、文字も籀文と古文を廃止し、篆文(テンブン)で統一します。

ということで、篆文、籀文、古文は、漢字の成り立ちを知る補助となるのです。

尚、本内容は、『常用字解』著者:白川静(平凡社)を大変参考にしています。

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