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2016年3月15日火曜日

日本語と中国語での漢字

ご存知のように中国語は、すべて漢字です。
今から3300年前に出来た漢字が、中国語と日本語で別々に進化を遂げました。
しかし、元は同じ漢字なので、日本語と中国語での漢字の類似性を調べてみました。

*漢字の発音の類似性
今の中国語は、『北京語音を標準音、北方語を基礎語彙として典型的な白話文(口語文)を語法の規範とする』と定義されています。
また、上海や広東等の方言が沢山ありますが、すべて漢字なのは同じなのです。
一方、日本語の漢字の発音には、旧仮名と呼ばれるものがあります。
旧仮名は、日本語が中国語の漢字字音を受け入れたとき、 日本語の発音としては相当に無理をしながら中国語を忠実に音写しようとしたが、
しかし、発音しやすいように変形してしまったものだそうです。
以下は、中国語、旧仮名、新仮名の発音の比較表です。
 中国語旧仮名新仮名
タンタウトウ
チャンチャウチョウ
リャンリャウリョウ
ヤンヤウヨウ
サンサウソウ
カオカウコウ
マオマウモウ
ラオラウロウ
パオハウホウ
ハオカウコウ
http://www.asahi-net.or.jp/~hi5k-stu/nihongo/kanji.htm
確かに、なんとなく、発音変化の類似性が感じ取れます。

*漢字の意味の類似性
今の中国語の漢字は、簡体字と呼ばれ、第二次世界大戦後にそれまで使われていた繁体字から変更になりました。
日本でも同じく常用漢字化(当用漢字)されましたが、簡体字とは、全く無関係に変更になりました。
したがって、第二次世界大戦後以前の漢字は、日中ほぼ一緒で、日本人と中国人は、漢字での意思疎通ができたと言われています。
今日でも、漢字ならある程度意味がわかると、中国人の知り合いから聞いています。
もし、第二次世界大戦後の漢字改革を日中が合同で行っていれば、もっと中国語を習得しやすかったかなと思う次第です。

*参考

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